こんにちは。
新京町やまもと耳鼻咽喉科院長の山本です。
私は二人の男の子の父親であるのですが、上の子は最近昆虫に興味を持っているようです。
こないだの連休「虫取りに連れて行ってくれ」とせがまれたため、虫のいそうな山に出かけて来ました。
シーズンは真夏 天気は快晴
場所は自然に囲まれた山の中
さぞかし虫だらけに違いな ……えーと、意外と虫っていないものですね。
セミはミンミン鳴いているのですが、蝶もバッタもカマキリも全然見ません。
取りあえずヒラヒラ飛んでいる蝶を数匹捕まえて、後は草むらでピョンピョン跳ねるバッタを探し出す。
余力があれば空中をスイスイ飛んでいるトンボにも挑戦して、息子に尊敬される腹づもりでいたのですが、全くあてが外れてしまいました。
幸いトンボはそれなりに飛んでいるので、それを捕まえる事にしました。
私の父の田舎は虫がたくさん飛んでいて、小学生の頃の自分はそこで、一時間もあればトンボを数十匹は捕まえていたものです。
かつての虫取り名人が本気を出せば、あっと言う間に虫かごも一杯になるに違いないでしょう
…約一時間。
うだるような暑さの中、皆、言葉数も少なくなってきました。
手には空っぽの虫かご…。
どうやら、虫取り名人と思っていたのは勘違いで、単に猟場が良かっただけのようです。
しかし、このままでは父親の家庭内での地位低下は必至です。
何とかしなくてはっ
そう言う訳で長男と私は別行動を取って、虫取りに専念する事にしました。
それにしても昔はトンボと言えば、その辺の棒や枝に降りてとまっていて、
それを苦もなく網で捕まえていたものですが、最近のトンボときたら全然人の手の届く高さに降りて来ようとしません。
とは言え、しばらくやっていると、何となくコツもわかってきて、何とか一匹目のトンボを捕らえる事が出来ました。
子供も大喜びです。
テンション急上昇
一匹取ると勢いづいて、瞬く間に(少し誇張が入っていますが)三匹捕まえる事ができました。
もう少し捕る気満々だったのですが
「もう良いよ。それより早く見せに行こうよ」
(父のやる気に水を差す息子)
と言われ、泣く泣く断念致しました。
ちょっと先行き不安なところもありましたが、結果オーライと言うことで。
虫取りもなかなか楽しいものですね。