難聴(突発性難聴)

難聴の症状はまったく聴こえないってことですか?

難聴の症状

一言に難聴といってもその程度は様々です。日常生活の殆どの音が聞き取れない場合から、少し聞き難いという方も難聴といえます。よってその症状が様々であることの裏返しで、難聴の原因も多岐に渡ります。

突発性難聴はどんな病気なの?

突発性難聴とは、1.突然に発症する 2.原因不明の 3.音が聞こえにくくなる状態、という3つの特徴を持つ症状です。
原因は完全には解明されていませんが、聴こえの神経への血流障害やウイルスによる障害が指摘されています。

症状としては、突然に聴こえが悪くなったり、場合によっては耳がふさがった様な感じになって発症します。また、耳鳴りやめまいが伴うことがあります。

どうやって治療していくの?

薬物治療

飲み薬と注射によって治療します。
症状によっては入院の上、治療をする事もあります。(その際は病院をご紹介致します。)
使用する薬剤は血液の流れをよくする薬剤、代謝賦活剤、ビタミンB剤、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)などです。

突発性難聴は治療によって回復が期待できる数少ない難聴のひとつです。発症後約一か月で聴こえは固定してしまう場合が多いので、出来るだけ早く治療を開始することが重要です。

突然聞こえなくにくくなったんですが、これって難聴?

難聴の可能性があります。滲出性中耳炎などの場合もあり、単純に突発性難聴とは断定できませんので、速やかに耳鼻咽喉科の医師の診察を受けるようにしてください。突発性難聴の場合、早期の治療は大変重要です。

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