CTによる診療

CT検査とは

CT とは Computed Tomography の略で、日本語ではコンピュータ断層撮影といいます。
通常のレントゲン検査(単純X線検査)とCT検査では、画像から得られる情報が大きく違い、CT検査ではより精度の高い診断が可能になります。

当院でCT検査を実施する対象疾患

当院で下記の疾患が疑われる場合にはCT検査を実施することがあります。

副鼻腔炎

副鼻腔は4つに分かれており、通常のレントゲン撮影ではそのうちの一つである上顎洞の炎症に関してはある程度判断ができますが、それ以外の部位に関しては見えにくいため判断しづらいことが多いです。
CTではすべての副鼻腔を細かく観察することが可能なため、副鼻腔炎の範囲・程度の確認や治療の効果判定に加え、手術適応の評価にも有用です。

鼻骨骨折、顔面骨骨折

外傷に伴う骨折の診断、手術適応の評価が可能です。
当院では、骨折の整復は行っておりませんので、手術が必要な方に関しては近隣の病院へ紹介させていただきます。

唾石症

唾液腺から口につながる、唾液を通す管に石ができる病気です。触診でわかる場合もありますが、深い場所に石がある場合は触診による診断ができません。唾石はCT検査を行うと画像に白くはっきりと写るため、石が深い場所にあったとしても診断することが可能です。

さいごに

より精度の高い診療ができる設備がありますので、上記にあるような症状・疾患で悩まれている方は一度ご相談ください。
病院で検査を行う際には、紹介状の費用などが発生するため、クリニックで検査を行うことで経済的なご負担も軽減することが可能です。

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