医師の第三の眼(見落としの防止、診断精度の向上)
早く正確な判断が可能になります!多くの医師は「赤いか?穴が開いていないか?凹んでいないか?」など、様々な仮説を抱きながら診察をしている。そうすると耳をみている時間がどうしても長くなる。内視鏡であればまずは画像を撮り、そこからはっきりと見やすい画像で確認できるため、判断も早く、正確な診断ができる。
複数医師における情報共有精度の大幅な向上
情報共有も“百聞は一見に如かず”昨今、ドクターが記載する電子カルテは文字情報が主体となっており、同じ患部をみてもそれぞれのドクターで表現方法が異なり、それを共有するまでに時間がかかることが電子カルテのデメリットとなっていました。
内視鏡による診察をシステムとして導入することで、全てのドクターがそのシステムに従って内視鏡画像を共有出来るようになっています。
画像を複数医師で共有することで誤診の防止やそれぞれの診断に対する情報共有精度が格段に向上しました。ここでも百聞は一見に如かず、ですね。
眼の疲労の軽減
大きな画面ではっきりした画像を確認できます耳鼻咽喉科の医師は、数百もの耳や鼻の穴を顕微鏡などを通して診ているわけですが、やはり人間、小さなところを見続けている訳ですので加齢と共に眼の疲れが顕著になります。
こちらはドクターにとってある意味では情けない話でもあり、直面する深刻な問題でもあります。
内視鏡を用いることで、我々医師も大きな画面で患者さんの患部をはっきりと確認でき、眼の疲労を感じることなく診断・治療に力を注ぐことができるのです。