新京町やまもと耳鼻咽喉科の内視鏡を使った診断についてご案内致します。
知ろう!学ぼう!「見える」はわかる!内視鏡サイト 新京町やまもと耳鼻咽喉科 監修

chapter.02内視鏡のメリット

 

内視鏡がもたらす様々なメリット


裸眼よりも的確な診断

その代表的なメリットとして我々医師が診察をする上で、最も恩恵を受けているメリットがこれです。

0~1歳などの低年齢より保育所に通うお子様の増加に伴い、これらの年齢での中耳炎の難治化が進んできております。これらの中耳炎に最前線で向き合う役割を担う耳鼻科開業医として、必要とされる診断能力もまた高度なものとなってきています。
しかし、そのようなお子様は診察を嫌がるものであり、また外耳道(耳の穴)も非常に狭く、診察をするだけでも一苦労です。

要所要所において病状を見ていただくだけでなく、日常の診療で毎回内視鏡を用いることは、このような小さなお子様に対して別次元の診断能力をもたらしてくれます。

もちろん小さなお子様だけでなく、内視鏡は様々な場面において詳細な観察をするために最大の威力を発揮します。

 

  • 生後1ヶ月のお子様の鼓膜です。通常は確認することが困難な赤ちゃんの鼓膜もこのようにはっきりと確認することができます。
  • 生後3ヶ月のお子様の鼓膜です。中耳炎のため、鼓膜が腫れている様子がうかがえます。