内視鏡がもたらす様々なメリット
裸眼よりも的確な診断
その代表的なメリットとして我々医師が診察をする上で、最も恩恵を受けているメリットがこれです。
0~1歳などの低年齢より保育所に通うお子様の増加に伴い、これらの年齢での中耳炎の難治化が進んできております。これらの中耳炎に最前線で向き合う役割を担う耳鼻科開業医として、必要とされる診断能力もまた高度なものとなってきています。
しかし、そのようなお子様は診察を嫌がるものであり、また外耳道(耳の穴)も非常に狭く、診察をするだけでも一苦労です。
要所要所において病状を見ていただくだけでなく、日常の診療で毎回内視鏡を用いることは、このような小さなお子様に対して別次元の診断能力をもたらしてくれます。
もちろん小さなお子様だけでなく、内視鏡は様々な場面において詳細な観察をするために最大の威力を発揮します。