TOPページ > じんましん
蕁麻疹は蚊に刺されたような赤く膨らんでくる皮膚の疾患で、多くはかゆみを伴います。個々の赤みは24時間以内に出没することが多いです。
など複数の因子が複合的に関与して生じると考えられています。
原因をひとつに求めようとしがちですが、実際には背景因子に外からの刺激が加わることで症状が出現すると考えられています。
治療の基本は、原因・悪化因子を除去・回避をし、抗ヒスタミン薬を内服します。原因が明らかでない場合、抗ヒスタミン薬の内服を継続し、症状の鎮静化を図ります。治療により症状がでない、または生活に支障がない状態を目指し、最終的には薬を使用することなく症状が出ないことを目標にします。
アレルギー性蕁麻疹ではアナフィラキシーに進行する可能性もあり、重症例では病院への紹介が必要になる方もあります。
当院では2011年 日本皮膚科学会 蕁麻疹診療ガイドラインに基づいた診療をしております。
ガイドラインの変更により、治療方針を変更させていただくこともございます。